非鉄金属・鉱山株¶
鉱山株は資源価格に対するレバレッジ効果があり、インフレ局面で大きなリターンが期待できる一方、リスクも高い資産クラスです。
主要銘柄の資源価格感応度¶
証券コード |
銘柄名 |
主要収益源 |
資源価格感応度 |
配当利回り目安 |
リスク |
|---|---|---|---|---|---|
5713 |
住友金属鉱山 |
銅40%・金30%・ニッケル20% |
非常に高い |
約3-4% |
高 |
5711 |
三菱マテリアル |
銅・金・セメント |
高い |
約2-3% |
中高 |
5714 |
DOWAホールディングス |
亜鉛・リサイクル |
中程度 |
約3-4% |
中 |
5706 |
三井金属鉱業 |
亜鉛・機能材料 |
中程度 |
約3% |
中 |
5715 |
古河機械金属 |
銅・機械 |
中程度 |
約2-3% |
中 |
住友金属鉱山(5713)が最有力な理由¶
投資優位性¶
自社鉱山保有: 世界各地に金・銅・ニッケル鉱山を保有
垂直統合: 採掘から精錬まで一貫体制
資源価格へのダイレクトエクスポージャー: 価格上昇の恩恵を直接享受
EV関連需要: ニッケル・銅はEV電池の主要材料
資源価格との相関(概算)¶
銅価格 +10% → 住友金属鉱山 利益 +15~20%
金価格 +10% → 住友金属鉱山 利益 +10~15%
リスク特性比較¶
銘柄 |
価格変動性 |
為替感応度 |
業績安定性 |
総合リスク |
|---|---|---|---|---|
住友金属鉱山 |
高 |
高(円安メリット) |
低 |
高 |
三菱マテリアル |
中高 |
中 |
中 |
中高 |
DOWAホールディングス |
中 |
中 |
中高 |
中 |
鉱山株ETF・投資信託¶
国内ETF¶
銘柄コード |
名称 |
信託報酬 |
特徴 |
|---|---|---|---|
1615 |
NEXT FUNDS 鉄鋼・非鉄 |
0.32% |
鉄鋼・非鉄金属セクターETF |
投資信託¶
商品名 |
運用会社 |
信託報酬 |
特徴 |
|---|---|---|---|
ピクテ・ゴールド |
ピクテ |
1.1% |
金鉱株中心 |
ゴールド・ファンド |
- |
1.8% |
金鉱株ファンド |
銘柄選定のポイント¶
確認すべき項目¶
自社鉱山保有比率: 高いほど資源価格の恩恵を直接受ける
採掘コスト: 低コスト鉱山を持つ企業は利益率が高い
資源の種類: 複数資源への分散がリスク軽減に
地政学リスク: 鉱山所在地の政治的安定性
リスク要因¶
リスク |
説明 |
対策 |
|---|---|---|
資源価格変動 |
金属価格の急落リスク |
複数銘柄に分散 |
操業リスク |
鉱山事故・労働争議 |
複数国に分散した企業を選択 |
為替リスク |
円高時の収益悪化 |
円安メリット企業として認識 |
環境規制 |
採掘規制の強化 |
ESG対応企業を選択 |
カテゴリ内最適商品¶
個別株¶
投資スタイル |
推奨銘柄 |
理由 |
|---|---|---|
積極的 |
住友金属鉱山(5713) |
最高の資源価格感応度 |
バランス型 |
DOWAホールディングス(5714) |
リサイクル事業で安定性 |
ETF・投資信託¶
投資スタイル |
推奨商品 |
理由 |
|---|---|---|
国内分散 |
NEXT FUNDS 鉄鋼・非鉄(1615) |
低コストで分散投資 |
金鉱株特化 |
ピクテ・ゴールド |
金鉱株への集中投資 |
ポートフォリオでの位置づけ¶
鉱山株はハイリスク・ハイリターンの特性を持つため、ポートフォリオ全体の10-15%程度に抑えることを推奨します。
推奨配分例¶
保守的: 5%以下
バランス型: 10%
積極的: 15-20%